イギリスで生活を始めて、5年目になりました。
日本にいたときにはわからなかった、日本のよさを再確認する毎日なんですが、未だに理解できない「日本人様」の行動を、目のあたりにする毎日なのです。

 ここで、「日本人様」と呼ばれる人たちは、「ちょっと…」と思われる行動をとる、日本人のお客様のことです。もちろん全員じゃないですよ。

 今日もやってまいりました!日本人様!
それも閉店間際、ミリーがまさに今ドアを閉めようとしているその時です。イギリスでは、日本みたいに「お客様は神様です」なんて言う考えは存在しないので、私が笑顔で、もう閉店の時間だということを告げます。
 普通なら、「そうですか」といって引き下がるお客様が多いのだが、今日は違った。
返ってきた答えは、「じゃあちょっと見るだけ」。見るだけなら帰ってくれよと、心の中で叫びながら、どうぞと笑顔で答え、笑顔とは裏腹に、店内音楽を消し、退店を促します。
 そして5分後…。どうやら出て行くようです。

「日本だったら、絶対、もう閉店だ何ていわれないよねー。そんな事言われたら、ゆっくり見れないジャン。」

と、捨てぜりふを吐きながら…。
 ここは日本じゃないんです、そして私の働いてるお店は、日本の会社でもありません。ゆっくり見て欲しくもありません。早く家に帰りたいのです。
私が日本人だというだけで、なぜ彼女達は日本を求めてしまうのでしょうか?
 いっしょに働いていた、ミリー(ブルガリア人)と、アナ(イギリス人)に繊細を話したところ、「理解不可能だわ」といっておりました。

あぁー、今日は結構いいお客さんが多くて、楽しく1日が終わりそうだったのに、最後に、なんだか嫌な気分です。

それでも日本が大好きです(笑)

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